「一休さん」の生みの親、電通ラジオテレビ局の坂梨港氏は、次のように語りました。
「最初は日本の童話を集めてテレビまんがを制作する企画をたてた。さるかに合戦、桃太郎と次々に作ろうとしたがなかなか実現できず、キャラクターまんがが隆盛だったので、一休さんにしぼってみた。だが、抹香臭いとか、コスチュームが古いとかで受け入れられず、7年経ってしまった」なぜ一休さんのテレビまんが化にこれほど情熱を燃やし続けたのか。
「一休さんというと、すぐとんち話が思い出されるが、一休さんは一番しつけの厳しい禅寺で修行したので、まず、子供のしつけに役立つと思った。第二には、母と子の物語があるので、現代の母親と子供の教育になると考えた。第三に、世直しや他人のために身をていして生きた一休禅師の生き方に感動したからである」といいます。